人事制度設計、既存制度見直し

『固くなった組織をほぐす~人が育ち、定着する組織へ~』 中小企業のためのオーダーメイド人事制度構築サービス

 
社員10~30名規模の経営者様へ。
『社員の評価、給与、そして将来のキャリア…本当にこれで良いのだろうか?』『社員の頑張りが正当に評価されていないのでは…』『評価基準が曖昧で、社員のモチベーションが上がらない…』『組織全体が古いままでアップデートできていない』
そんなお悩みはありませんか?
私たちは、貴社の成長ステージに合わせた“勝てる”人事制度を共に創ります。
あなたの組織は、本当に「正しい」評価ができていますか?
『人が育たない』『社員のやる気が薄い』『会社のビジョンが社員に浸透しない』…その課題、実は人事制度に原因があるかもしれません。
本来人事制度は、社員一人ひとりの成長と企業競争力の向上を両立するものです。「未来を創る人事制度」 で、組織を生まれ変わらせましょう。
 
このページでは、戦略的な人事制度がなぜ必要なのか、そして私たちがどのように貴社の組織変革をサポートできるのかを具体的にご説明します。

なぜ、いま人事制度の設計(見直し含む)が必要なのか?

人事制度とは、単に給与を決めるルールではありません。
『どういう人が、どんな役割で、どんな行動をすれば、どう評価され、いくらの報酬になるのか』を明確にし、社員の成長を促し、最終的には『事業の業績を上げる』『組織のコストを下げる』ことを目指す、経営の根幹となる仕組みです。しかし、この仕組みが現状に合っていないと、以下のような深刻な問題を引き起こしかねません。

優秀な社員ほど離れていく…不満と離職のリスク

不透明な評価や報酬体系による不満が、優秀な人材のモチベーションを下げ、ひいては離職を招きます。特に、経営者や上司の「さじ加減」で主観的な評価が多く、何を基準に評価されているのか不明確な状態は、成長志向の社員ほど正当な評価を受けられないと感じ離れていく理由になります。ところが今の環境が居心地良いから成長したくないと思ってる社員ほど居残り、会社の収益性をどんどん悪化させます。
このような人材の流出は、組織にとって大きな損失です。貴社は大丈夫でしょうか?
 

過去の成功体験が成長を阻む…組織の硬直化

うまくいっていた企業ほどこの罠にハマります。自分達の勝ちパターンや影響力の大きい中核社員が、年月とともに活躍しなくなっているのに、いまだに過去のやり方と同じような評価仕組みだと、新しいビジネスモデルや技術に対応しきれません。
また、明確な等級制度やキャリアパスがないため、従業員が自分の成長やキャリアをどう積み重ねていくのかが見えにくく、諦めという心理が生まれやすくなります。
変化を恐れていては、企業の未来はありません。新しい挑戦を促す仕組みはありますか?

頑張りが報われない…成果に繋がらない評価制度

組織の目標設定と個人の評価指標がズレていたり、役割定義と給与が連携していないなど、人事制度の方向性に一貫性がない場合、社員が正しく経営方針を理解することは困難です。その状態を放置したままにすると、社員は頑張って働いているのに、会社の期待する成果には結び付きにくくなります。こうなると、一向に会社全体の収益は上がらないという悪事循環に陥ります。
社員の努力が正しく報われ、会社の成長に繋がる。そんな理想的な循環を生み出すには、何が必要でしょうか?
 

人事制度を「正しく」整えると組織は生まれ変わります

「正しい」人事制度がもたらす4つのメリット

社員のモチベーション向上

公正かつ透明な評価制度と成長機会の明確化により、従業員のモチベーションの向上と自己成長意欲が高まり組織全体のパフォーマンスが向上します。また、組織全体の信頼も深まりパフォーマンスの相乗効果が期待できます。

経営戦略の実現を加速

事業戦略とリンクしたKPIやコンピテンシーを評価指標に設定することで、個々の成果が経営目標達成に直結する仕組みを整備。キャリアパスや昇進基準が明確になることで、個々の成長のための具体的な目標が明確になります。

人材の定着と採用力強化

企業理念や目標に合わせた評価が明確になることで、「自分がどう成長できるか」が見える化でき、優秀人材流出の防止や、採用時のアピールポイントにもなります。

組織の自走力アップ

業績や役割に基づいた公平な報酬体系が確立されることで、社員一人ひとりが自身の役割と目指す方向を理解し、納得感から生まれる行動につながります。マネジメントでの負担軽減と次世代リーダーの早期育成にも寄与します。
いま必要なのは、時代の変化と自社固有の強みに対応した「科学的で効果的な」人事制度の構築です。この4つのメリットを一つでも満たしていない人事制度は本来的には人事制度ではないと、私たちは定義しています。

私たちが提供する「人事制度設計」の特徴

弊社では設計自体も、科学的なアプローチと組織心理学、行動心理学等を取り入れて行います。人事の知識がない場合でも、大小限らずどんなフェーズの企業でも、本気で「組織を良くしたい」とお考えであれば対応可能です。
  • 特徴1:「人の成長と可能性」を知り尽くしたプロによる、“活きた”制度設計
    • 長年の研修事業で培った「人がどうすれば成長し、能力を発揮するのか」という知見を人事制度に落とし込みます。単なる評価制度ではなく、社員の育成とモチベーション向上を科学します。
  • 特徴2:経営戦略と社員の想いを繋ぐ、オーダーメイドの「伴走型」プロジェクト
    • 人の成長と育成という組織課題に取り組んできたこれまでの経験から、社員の納得感を重視した制度構築をサポートします。また「コミュニケーションの力」の専門家として、制度導入時の不協和音を軽減するコミュニケーション戦略もご提案します。
  • 特徴3:ITとAI活用で効率化と効果の最大化を目指す
    • 制度運用をサポートするツールのご提案や、AIとの連携による効果的な仕組みづくりも視野に入れています。時代に即した、持続可能な制度運用を目指します。

具体的な設計内容

定量・定性データに基づく現状分析

  • 従業員アンケートやヒアリング調査、評価項目の可視化など
  • 組織心理学の知見を取り入れ、課題の本質を浮き彫りに

経営戦略と一貫性を保つ制度設計

  • 経営ビジョン、組織戦略を踏まえた階層別・職種別の評価基準を策定
  • 成果指標(KPI/KGI)をロールベースで定義し、個人と組織の目標を融合

キャリアパスと報酬体系の最適化

  • 社員が自ら描けるキャリアロードマップを策定
  • スキルや貢献度に応じたフェアな報酬・昇格基準を設計

導入後フォロー&運用サポート

  • 評価運用マニュアルの作成や、管理職・現場向け研修の実施
  • 定期的なモニタリングと改善提案で、制度を組織に根付かせます

プロセス全体像

STEP 1:無料個別相談・ビジョン共有セッション ~貴社の「ありたい姿」と「課題感」をお聞かせください~

まずは、経営者様が目指す組織の未来像、事業の展望、そして現在抱えている人事・組織に関する課題意識や“もどかしさ”を、私たちにじっくりとお聞かせください。貴社のビジネスモデルの概要や、どのような点に組織としての伸びしろを感じていらっしゃるかなど、自由にお話しいただければ幸いです。私たちのプロジェクトは、このビジョン共有と課題感のすり合わせから始まります。この初期相談は無料ですので、まずはお気軽にご連絡ください。

STEP 2:徹底した現状分析と課題の「見える化」 ~データと対話で本質を深く掴みます~

具体的なプロジェクトを進める合意をいただけましたら、まず貴社の現状を客観的かつ多角的に把握するため、既存の人事制度の棚卸しやビジネスモデルの詳細な分析を行います。また、より深い理解と効果的な制度設計のため、経営戦略や事業計画についてもお聞かせいただき、必要に応じて財務状況の概要(PL/BSなど、お客様が開示可能な範囲で)についても情報を共有いただく場合がございます。 さらに、現場を支える社員の皆様へのインタビュー(10名~20名程度)を通じて、リアルな声や潜在的な課題を丁寧に拾い上げます。これらのデータと対話の両面から、貴社が本当に解決すべき課題の本質を「見える化」していきます。 (お預かりする情報は秘密保持契約に基づき厳重に管理いたします。)

STEP 3:未来をデザインする「オーダーメイド人事制度」の共同設計 ~戦略と人が輝く仕組みを~

STEP2で見えた課題と、STEP1で共有したビジョンに基づき、貴社だけの「成果を生み出せる組織」を実現するための人事制度を具体的に設計します。経営戦略と深く連動した等級制度(組織図の整理を含む)、社員の成長と貢献を正しく評価し未来の成果を予測する報酬制度、そして貴社が求める理想の人材像を明確にする評価項目(人材像の言語化)を、共に創り上げていきます。

STEP 4:スムーズな導入と組織への浸透サポート ~「作っただけ」で終わらせません~

新しい人事制度は、社員の皆様に理解され、納得して活用されて初めて意味を持ちます。私たちは、丁寧な社内説明会(複数回実施や階層別開催も可能)を通じて、新制度の目的や内容を分かりやすく伝え、組織全体へのスムーズな浸透をサポートします。また、必要に応じて一部門や一部階層からのトライアル運用を実施し、現場のフィードバックを元にした微調整を行うなど、きめ細やかな導入支援で「本運用」の成功確率を高めます。

STEP 5:制度を「活きた仕組み」へ進化させる継続的フォローアップ ~変化への適応と持続的成長のために~

人事制度は、導入してすぐに完璧に機能するものではありません。組織に深く根付き、社員の成長と事業の発展を真に支える「活きた仕組み」として定着させるためには、導入後の丁寧なサポートが不可欠です。 私たちは、制度設計から導入後の一定期間(ここまでのSTEP1~STEP4、そしてこの初期フォローアップ期間を含めると、プロジェクトの標準的な期間は約1年間を目安としています)、運用状況のモニタリングや効果測定、必要な改善提案などを通じて、新しい人事制度が組織にスムーズに定着するまでを誠実にサポートいたします。
 
そして、私たちの最終的なゴールは、お客様の組織が自ら考え、変化に対応しながら人事制度を運用・進化させていける「自走できる状態」になることです。いつまでも私たちが関与し続けるのではなく、お客様自身が主体的に制度を育てていけるよう、必要な知識やノウハウの移転も行います。
もちろん、人事制度は作って終わりではなく、市場環境、働き方の変化、法改正(最低賃金など)、そして貴社の事業ステージの変化に合わせて、継続的な見直しが求められます。将来的に専門的なアドバイスや制度のメンテナンスが必要になった際には、別途ご契約いただく形で、月額のサポートやスポットでのコンサルティングなど、貴社のニーズに合わせた形での継続的なご支援も可能です。(オプションとして、新人事制度と連動した効果的な教育研修プログラムの設計・実施も承ります。)

無料相談のご案内

「今はまだ何も考えていないけど、将来に向けて話を聞いてみたい」「制度を整えていきたい」という方や、または「今の人事制度、このままで本当に大丈夫かな?」 という不安をお持ちでしたら、まずはお気軽にご相談ください。
人事制度は、企業の方向性と社員の未来を繋ぐ大切な仕組みです。すでに制度はあるけれど従来の制度が合わなくなってきたと感じる場合も、新しい仕組みと文化を取り入れるチャンス。公平な評価と明確なキャリアパス は、企業と社員の双方にとって「未来への投資」となります。私たちは、その「未来づくり」を全力でサポートいたします。お問い合わせお待ちしております。